2008年 01月 20日
とてもうれしいことです
母が大阪に帰ってきて2週間が経ちました。
私達は本当にうれしいんです。
名古屋でお医者さんから「定期健診の必要はありません」と申し渡された時、
「え?・・・」って感じ。
硬直した身体で横たわる母を見て、どう考えたらいいのかわかりませんでした。
でもコチラに帰ってきて
身体をさすってもらったり、清潔にしてもらったり、話しかけてもらったり、
「人」として大切にしていただけることに、深く感謝しています。
母の身体は骨が曲がりませんので、抱えるとまるでコンクリートのかたまりのような
感じです。
でも、「シオンの家」の介護士さんは
「少しずつでもやわらかくなりますよ~」とおっしゃってくださいます。
実際、手首が動くようになりました。
「もしかしたら、声だって出せるようになるかもしれません」
ともおっしゃってくださいます。
だとえそうでなくても。
そうでなくても、希望を持たせてくださることが私達はうれしいのです。
ほんとうにありがたいと思います。
入所する施設によって、市町村によって受けられる介護に差があることが現実のようですね。
今まで、全く知らなかったことなんですが、現実なんですね。
人が最期まで人として生きるには、個人の力ではムリがあるように思います。